② 財務内容がわかる
キャッシュミラーの格付は “資金状態がバランスよく保たれ、
成長に向かっているか、そのレベルを数値で表した” ものです。
財務体質の良否判断が主眼で、ムーディーズなどの
信用格付や金融庁主導の各銀行が行っている格付とは、
視点と切り込み方が全く異なります。
主観や思惑を入れることなく、現状をしつかりと捉えています
ので、ブレない判断指標になります。
融資を前にして、まずすべき事は企業レベルの確認です。
格付の低い会社は、財務上に何らかの問題を抱えています。
上昇傾向か、急落しているかの傾向もウォッチして下さい。
３年間の資金状態推移グラフです。現状を全体把握できるので、どこが良いのか悪いのはどこか、
借入れが多すぎるのか、増えつつあるのか何に使っているのか、利益は増えつつあるか等など
様々な情報が、ここにはぎっしりと詰まっています。
ニュー資金別貸借対照表 ２期の差がキャッシュフローになります。
キャッシュミラーでは、これをグラフにしました。
どこがどれだけ変化したか、資金バランスの動いた
中身がビジュアルにわかります。
これを踏まえ、改善への取組みが可能となります。
経営計画シュミレーションに繋げることができます。
既に見てきた様にキャッシュミラーの各ツールは、折れ線
棒グラフで表示されていますが、もうひとつの表現方法が
あります。「資金スコアボード」 です。
資金スコアボードは、ニュー資金別貸借対照表を３期分
並べて、その間の差額を併せ表示したものです。
ニュー資金別・ＣＦ・ニュー資金別・ＣＦ・ニュー資金別
バランスシートに慣れた方には、グラフよりこの様式の方
が見易いかもしれません。
格付、資金状態と見てきて、更にキャッシュフロー、スコアボードまで確認して参りましたが、
で、つまるところどうなの？一言で知りたく思いませんか。
そこで登場するのが 「財務体質グラフ」 です。
更に、状況をひとくちで表した「総括コメント」と、４っの「詳細コメント」も提示しています。
自動コメントを軽く見てはいけま
せん。
現状を的確に示しています。
４っの詳細コメントには、
更に見逃せない情報が凝縮
されています。
Ｎｅｘｔ 成長と収益力