資金会計原論Theory of Cash by Funds 20.4固定投資は何年で回収できるか
2010月2月24日15:03:09
資金会計原論Theory of Cash by Funds 20.4固定投資は何年で回収できるか
緑 ⊿実質損益資金(Cash利益)を産み続けることが資本主義社会の原点であることが良く解りました。
父 京セラの2008年3月期は回収年数に数字を入れてシュミレーションすると、固定投資は5年で回収でき、且つ、11.9%の資金会計付加価値を残すことができたことが解ります。このように固定投資がCashで回収される姿を解りやすく画けるのが資金会計です。順調に歩んできた京セラがリーマンショックをデント構えた損益資金(資金スコアボード参照)と豊富な手許Cashで軽く乗越えたことは慶賀の至りです。京セラの資金バランスを見ると不意に襲い来る災難にも耐性のある資金バランスが如何にあるべきかの模範であると痛感します。京セラのこのデフレ下の今後の展開が楽しみです。
昨日添付したCM分析シートの最下行の資金成長分析をご覧下さい。事業経営の営業活動で増えたCash(⊿実質損益資金)を知ることが重要で、次に重要なのが固定投資が終わった段階での自己資金残高を知ることです。期中に増減資があれば自己資金は変動しますが、この変動は企業の実力とは関係がないので、正味損益資金から払込資本金額を控除して、実力での自己資金の成長を見るのがこの表です。京セラの実質的経営を終わった段階の資金成長額2008年3月期は922億円、2009年3月期はー691億円でした。2008年3月期の成長額922億円は実質損益資金増加額1,364億円と固定投資の増加額422億円に分解できます。2009年3月期の成長額―691億円は実質損益資金の赤字―1,703億円と固定投資の減少額1,012億円とに分解されます。⊿実質損益資金(Cash利益)の黒字の大切さがここからも解ります。
揚雲雀渡しは岸を離れけり