資金会計原論Theory of Cash by Funds 21.1 財務目標の設定
2010月3月8日11:07:40
資金会計原論Theory of Cash by Funds 21.1 財務目標の設定
緑 財務目標のスタートはROA かしら?
父 そう。 GE社の先々代CEOのR.H. Jones氏は「定期預金の金利も稼げない事業に投資しておくよりも、定期預金にしておくほうがましだ」と言われた。リスクを冒して、儲けのない事業に金をつぎ込むより、安全な定期預金にしておくほうがよい、と言う意味だ。この言葉の裏にはそんな収益性の低い会社はリストラするぞと言う決意を読み取ることができる。当時の日本の定期預金利率は5%であった。ROA算式の分子は当期純利益であり、分母は期首期末の平均総資産です。
ROA=当期純利益/平均総資産
我々は企業収益獲得の核となる期首期末平均固定投資の10%以上を稼ぐことを目標にしている。固定投資額は総資産の内数であす。10%は固定投資を10年以内で回収したいと思っているということです。この10年は長短借入金の平均返済年数を10年と見積もりたいということと対応している。固定投資を10年(年10%)で回収するというのは最低限の目標で、10年より早く回収したいと思っている。我々はROA算式の分子を当期純利益ではなく、Cash利益(実質損益資金増加額)を使用する。すでに資金を消費した棚卸資産が増えた結果増加した当期純利益を基準にしても意味が無いからです。
葦原や近くに雲雀潜むらし