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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 23.1 ローソン子会社の不正

2010月6月8日18:31:25

資金会計原論Theory of Cash by Funds 23.1 ローソン子会社の不正
緑 LEMの資金バランスにどんな奇異な姿が見えているの、パパ?
父 百聞は一見にしかず、先ず添付のファイルLEM DATA.xls(ファイルサイズ:111.5KB)の資金スコアボードの2009年2月期に終わる3期分のシートを開けて下さい。まず3期の資金別貸借対照表の資金バランスを見ましょう。3期とも現金預金が一番目に付きます。このCashは2ヶ月~6ヶ月の買掛債務から生じている筈です。しかし2009年2月期の売上原価は31億円に対して31カ月分のCash、80億円があります。これを買掛債務でみると29ヶ月分の買掛債務があり、買掛債務とほぼ同額のCashがあることになります。平均2~6ヶ月の買掛サイトというその業界の常識がなくても2年を越すサイトは信じられない長期サイトです。ここに不正が芽生える素地があったと考えられます。私は資金スコアボードの資金バランスグラフを見て異常を感じました。あらゆる異常は監査の入口という監査人の格言が思い出されていたならば、2007年2月期の段階で不正の予防措置を講ずることができていたかもしれません。プレジールをLEMとコンサート企画会社との間に介在せしめたのは、豊富なCashのつまみ食いを容易ならしめるためのものと推察されます。プレジール介在前からの異常な長期サイトは不正の存在を暗示し、2010年4月14日に提出された2009年2月期の訂正有価証券報告書では回収不能不正による債権として、19億円が特別損失に計上されています。
                           目瞑れば子供の頃の虹懸かる 

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