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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 24.4 野に伏す龍が目を覚ます時

2010月6月29日10:57:09

資金会計原論Theory of Cash by Funds 24.4 野に伏す龍が目を覚ます時
緑 何故資金バランスグラフの売上仕入資金が巨大となったんですか、パパ?
父 先ず頭によぎることは、売掛金の相手勘定は何かということです。当然それは売上高でしょう。2010年6月10日の日経39面は2009年3月期の売上高118億円のうち本当の売上高は3億円であったと報じています。2009年3月期のニュー資金別貸借対照表をご覧下さい。買掛債務は売上原価の1ヶ月強しかないのに売掛債権は月商の23ヶ月分、ほゞ2年分です。2年後でなければ回収できない売掛金は流動資産ではなく投資か不良債権と考えるのが妥当でしょう。この資金の穴は長期短期借入金で補填されています。これら借入金の返済源資はあるのでしょうか。正味損益資金(オーナー残存資金)が20億円減少し、107億円の赤字となりました。さらなる借入の必要こそあれ、返済源資はありません。
  2年分の売掛債権を持っている状態は2008年3月期から変わりません、もっと早く手を打っていれば、2009年11月東証マザーズ上場時に株主となった、一般投資家の悲劇を回避できたものと、残念でなりません。次にキャッシュミラーのいろいろの分析結果を見ることにしましょう。
                                        仙人掌や踊る影絵の息遣い

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