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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 25.2  あらゆる異常は監査の入口

2010月7月11日10:02:22

資金会計原論Theory of Cash by Funds 25.2  あらゆる異常は監査の入口
緑 LEMは不正で話題となった会社ね。
父 LEMの資金スコアボードグラフの資金別P/Lグラフはそのままだと見にくいので2倍に拡大してあります。この会社の一番面積の大きい資金は現預金です。そして損益資金より大きいことです。損益資金に対する大きさは異常です。そして買掛債務は売上原価のほぼ2倍、即ち、2年分の買掛債務が未払いで現預金として残っているのです。この異常は監査の入口です。
  格付は大変良い+6ですが、資金状態に注意信号である黄色が点灯しています。我々は粉飾によっても格付は良くなることがあるので、資金状態と複眼で診ることにしています。LEMの資金状態は注意信号の黄色が点灯しました。注意信号点灯の原因は
 現預金>損益資金 で粉飾企業などによく見られる型です。
  財務情報は売上高、当期利益、流動比率、自己資本比率等、危険を示唆するものはありません。良い流動比率の根拠には、実は大きな現預金が貢献しているのですが。現預金が多いことは良いことですが、不正を誘発しやすいので、要注意です。
  LEMの専務等は 2ヶ月~6ヶ月の買掛サイトに目をつけ、つまみ食いをしていたようですが、もっと大胆な流用をするためにプレジールという会社を介在させ、大口流用をしましたが糊塗できず、尻尾を出しました。被害総額は150億円に上り、ジャスダックの整理ポスト入りとなりました。
                               アイスクリーム銀の器よりゆるみそむ

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