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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 30.5  富士バイオメディックスの粉飾

2011年5月26日10:00:57

資金会計原論Theory of Cash by Funds 30.5  富士バイオメディックスの粉飾
緑 2007/5期と2008/5期には増資をしています。増資をするさいには、増資資金の使途が示されます。例えば「XX億円は設備投資に、残金は運転資金に等々」です。しかし「累積不足資金の補填に」などと書かれる事は皆無でしょう。しかし増資で得た資金は先ず累積不足資金の補填に充当されるので、設備投資等に回される資金は不足します。そこで借入金に頼るので、資金繰りを圧迫する悪循環がおきます。富士は2008/5期64億円の増資資金がはいりましたが、41億円は実質損益資金の赤字補填で消えてしまったので、42億円の固定投資に使えるお金は23億円しかなく、長期借入金に依存し資金繰りを圧迫しました。実質損益資金が黒字の会社なら、固定投資の内23億円を増資資金で賄い、19億円を長期借入金に依存することは正常な行為なのですが、資金成長額が赤字-82億円の会社がやれば次期にはひたひたとそのしわ寄せがやってきます。一般投資家を保護するために公認会計士による監査制度ができているのに機能してないのは残念なことです。               
                 走り回る犬の気配や薔薇籬

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