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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds— 9.12 資金バランスを見直そう

2009月3月24日09:34:39

資金会計原論Theory of Cash by Funds— 9.12 資金バランスを見直そう
緑 正味損益資金は企業が資金的に成長しているかを見る入口で、プライマリーバランス(自己資本だけで経営をした場合、どれだけ自己資本が余っているか、不足しているか)の姿を見るとても重要な資金なんでしょう?
父 資本金の下線から上は自己資金で、資本金の下線から運用側へ延長した線から上は自己資本で賄われたものを示しています。プロデュースの場合は固定投資の約三分の一までを自己資金で賄うことができました。固定投資の残り約三分の二は借入金で賄われました。資本金の下線が自己資金と借入金との分岐点になります。運用側の売上仕入資金、棚卸資産、固定投資(現状の維持、新規投資、除却等)までが、企業の経営活動です。そこまでどのように調達された資金が使用されたかの状態を示すのが正味損益資金です。資本金の下線が何処にあるかにより、正味損益資金、即ち、プライマリーバランス(PB)の姿が変わってきます。延長線より上に固定投資の下線があれば、固定投資の下線から延長線までがプラス正味損益資金となります。延長線と固定投資の下線が重なれば、正味損益資金はゼロでPBは均衡状態です。延長線より下に固定投資の下線があれば延長線から固定投資の下線までが-マイナス正味損益資金となります。正味損益資金の数値によりPBの状態を知ることができます。マイナス正味損益資金の企業がほとんどです。プラスでもマイナスでも良いのです。正味損益資金は資金の成長を示すものなので、プラスの場合プラスが増えていき、マイナスの場合マイナスが減っていくことが良いのです。ただし何年目かに行う大々的な新規投資の期を除いて。
                     下萌や給まはりし余燼燃やさねば