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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds—12.16 W. バフェット

2009月5月8日10:54:53

資金会計原論Theory of Cash by Funds—12.16  W. バフェット
緑 バフェットとの次なる接点はルール24のCashを生む流動資産のサイクルに注目することね。
父 そのサイクルは現金(G)→棚卸資産→売掛金→現金(G’)です。マルクスの資本主義のサイクルはG(投下資本)→W(商品)→G’(回収資本)ではG’>GでG’-G=利益となり資本主義は維持発展できる。ところがバフェットのサイクルは発生主義のサイクルで、ある時点(例えば、決算日時点)で区切ると最初に投下した現金(G)が全額現金化されないで棚卸資産や売掛金として滞留する。そのためにG’<Gとなる。これを実質損益資金のCash化率と呼ぶ。勿論仕入代金即Cashで支払われるとは限りません。このようにCashを生む流動資産サイクルは複雑で、儲けに対してどれだけCashが実現したかモニターするのが財務管理の要諦となります。この流動資産サイクルを常にモニターできるのがニュー資金別貸借対照表の実質損益資金です。京セラですら創業以来の儲け(損益資金)に対する実質損益資金の割合(資金別貸借対照表ベースでの割合)、Cash化率、は66%~73%です。売掛サイトや棚卸資産に資金が寝ることは避けられないからです。Cash化率は資金別損益計算書でのモニターも欠かせません。実質損益資金が赤字になったら、増資、借入、資産のリストラにより資金手当ができなければ倒産するので、流動資産サイクル管理を怠らないようにして下さい。、
                       明治座へ銀杏若葉の径をゆく