資金会計原論Theory of Cash by Funds13.12実質損益資金よりプロデュース社を見詰める
緑 プロデュース社の財務レバレッジは1.5で極めて健全な数値ね、パパ。
父 そう、決して多い借入額ではない。そのことに触れる前に、棚卸資産について補足しておこう。
・ 重要なマイナスの営業キャッシュ・フローの計上
棚卸資産の巨額のマイナスは異常である。資金会計の資金スコアボードのグラフを見れば、一目で異常な棚卸資産に気付く。損益資金(内部留保)より大きな棚卸資産が寝ていては資金が回らないのは常識の範囲内のことだと思う。本題に戻ろう。
・ 借入金の返済条項の不履行又は履行の困難性
・ 新たな資金調達の困難性
ここで添付資料を開き
Produce社Blog資料090518.xls(ファイルサイズ:88.5KB)借入金返済能力テスト を見てください。
借入金返済能力テストから解かるように実質損益資金増加額がマイナスでは負債比率や財務レバレッジが健全な数値を示していても借入金返済能力はない。例外的に⊿実質損益資金の赤字が小さく減価償却額が大きい場合には借入負担余力ありとでることがあるが、そのような場合にも安易な判断を下さないようにすべきだと思う。なんとなれば⊿実質損益資金の赤字が小額であったとしても損益資金(内部留保の蓄積)がなくなっているのだから。
悔恨や新樹に夜の雨ぞ降る