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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds15.2リーマンブラザーズショック後のGE

2009月7月27日09:21:02

資金会計原論Theory of Cash by Funds15.2リーマンブラザーズショック後のGE

緑 GEがリ-マンブラザーズショックを受け流すことができたことは解ったけど、今後に課題があるのでしょう?

父 資金スコアボードを見てください。下のグラフからGEの一番大きな資金が固定投資であることが解ると思います。資本金の下線を運用側に延長してください。その延長線から下の固定投資部分が正味損益資金で固定投資に占める赤字正味損益資金の割合は2006年が18%2007年が14%2008年が10%です。この割合が借入金で賄われた固定投資の割合です。レバレッジに依存する割合が極めて低い健全な姿です。この連綿と続いたGEの姿勢が百年に1度の不況にも堅固に立ち向かうことができるのだと思います。固定投資が一番大きな資金であることは、利用できる経営資源を徹底的に将来の儲けの核になるものに投資する姿勢で、昭和が平成に代わる頃、大金を安易に普通預金にいれておくと、内部監査人はそれを指摘し、責任者の評価につながるという話を聞いたことがあります。GE社の効率性を追求する文化の話です。余談になりますが補足するとGEの内部監査人の頭にはアメリカでは常識的になっている現金先物取引のことがあったと思われます。現金先物取引は一定期間後に一定の価格で買い戻す(売り戻す)ことをあらかじめ合意の上、債権を売却する(買い入れる)取引のことで余裕資金の短期運用に利用されているもののようです。国際間の文化の違いの話ですが、GEの厳しさを垣間見た想いです。

            松葉牡丹真昼に届く訃報かな