2009月10月17日12:03:41
資金会計原論Theory of Cash by Funds17.2 リーマンショックの影響
緑 リーマンショックはファーストリテーリング(ユニクロ)など一握りの企業を除いて殆どの企業が大なり小なり影響を受けたようね。
父 そう、米国のサブプライムローン問題が話題となる前には18,000円の日経平均株価は徐々に下がり始めリーマンショック前には13,000円であったのが、ショック後は8,000円となってしまった。JALとANAで比較検討してみよう。
いつもの例に倣いCashmirrorで格付けを見ることにする。
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格付 |
‘7/3 |
‘8/3 |
‘9/3 |
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JAL |
土0 Yellow |
-1 Yellow |
-2 Yellow |
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ANA |
+3 |
+5 Yellow |
+2 |
9/3期はリーマンショックのあった期で、JALの格付はあまり良くありません。特に3期とも資金状態に黄色が点灯しています。点灯の原因は 現預金>損益資金 にあります。この型は粉飾などで利益を計上しても資金繰りが苦しい企業によく見られるものです。ANAの8/3期の黄色は爪に火を点すようなやり繰りをしてきた企業の破綻直前に現れる型です。それは 現預金<月商÷2 です。しかしANAの場合理想的な格付+5で、実質損益資金、真正損益資金、正味損益資金、そして安定資金も良く、たまたま超短期資金の有価証券への支出が多く手許のCashを使ったために黄信号が点灯したと思われます。
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