2009月10月22日09:06:37
資金会計原論Theory of Cash by Funds17.5 リーマンショックの影響
次に財務レバレッジを見ましょう。
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財務レバレッジ |
7/3 |
8/3 |
9/3 |
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JAL |
3.9 |
3.9 |
3.6 |
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ANA |
3.0 |
3.1 |
3.4 |
財務レバレッジからみると、リーマンショックでJALは良くなり、ANAは悪化している。JALは現預金から長期借入金を431億円返済している。Cash損失額1,032億円(実質損益資金の赤字額)を現預金で穴埋めし、更に長期借入金431億円を返済したのに未だ 現預金>損益資金 の姿は変わらず、資金状態の黄信号は点きっぱなしです。JALの現預金はANAの2.7倍で、損益資金はANAの1.5分の1です。JALの財務レバレッジの改善は手放しで喜べません。ANAはとっさのファイナンスでリーマンショックを切り抜けましたが、財務レバレッジの改善が急務です。
緑 資金スコアボード・グラフを見ると、JALもANAも目立つのは長期借入金と固定投資ね、
父 そうだ、いつも言っていっているように資金バランスグラフの大きい資金がその企業の特徴となる。1機何十億円もする飛行機がCashを産むわけだから固定投資が大きくなり、その購入資金としての長期借入金が大きくなる。この2資金がJALとANAの特徴となる。こういった産業は常に増資を考えていかなくては財務レバレッジが過大になってしまう。
銀杏のしかとありけり茶碗蒸│この記事のURL|