2009月11月17日14:25:13
資金会計原論Theory of Cash by Funds17.2 今、何故、資金別貸借対照表なのか-続
緑 佐藤幸利先生は“資金会計は継続事業を前提としている”と言われていたと聞いていますが。
父 そう。継続事業前提ということは、資金会計は動態論であるということです。動態論の対概念に静態論がある。静態論で貸借対照表を作るには棚卸法により資産、負債を一つ一つ積み上げればよい。財団や社団法人に残っている財産目録がそれである。法律的側面が強いアプローチです。
緑 中世ベニスの商人達は一航海一企業(One voyage, one enterprise)の会計で船出の際に集めた出資を元手に、船をチャーターし、船員を雇い、商品を集め、ベニスを船出する。立ち寄った港、港で商売しベニスに帰ってくる。船のチャーター料を払い、船員に給料を払い、元手と元手の割合で分けた儲けをCashで支払い一航海は終り、一事業も終わる。
ベランダに囁く落葉ありにけり│この記事のURL|