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奥井 英作

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資金会計原論 24。3 正味損益資金の評価

2008年3月31日08:55:07

資金会計原論 24。3 正味損益資金の評価
緑 払込資本金勘案前の正味損益資金の赤字額は-1,550億円の赤字だけど、払込資本金は3,310億円なので、正味損益資金は黒字です。それなのになくてもすむ借入金2,063万円がある。それは余裕ある現金預金3,611億円を残すためのものと思われるんだけど?
父 私もそう思う。(実質損益資金+資本金)と借入金の大きさを比較してみると一目で借入金の方が小さいことが解る。ということは財務レバレッジが2以下で、健全なバランスを示している。参考までに資金別貸借対照表で計算した財務レバレッジは1.3であった。我々が財務レバレッジにこだわるなは、ROA×財務レバッレジ=ROEで、ROEに目を奪われると判断を誤るからだ。借入金の割合が大きくなればROEは良くなる。しかし借入金の返済は損益計算書に費用として現れないが、資金別損益計算書から解るように借入金返済は費用であるからだ。借入金返済額が企業の実力を超えると、ROEがいくらよくても、その企業には暗雲が立ちはだかるのだ。京セラのROEは12.1%で健全且つ良好である。
9.0%(ROA)×1.3(財務レバレッジ)=12.1%(ROE)がその算式である。
          花篝照り翳るのは一人だけ