閑話休題
北京オリンピックの女子体操種目別の平均台競技をみて複雑な気持ちになった。入場する8人の競技者の最後尾に日本の15歳の女の子がいた。7人の各国の競技者は次々に演技を終え、うまくいった者も、そうでない者も、コーチに抱きかかえられ、或いは他の競技者とエールを交換していた。緊張のせいか日本の子は平均台から落下してしまい残念な終焉であった。コーチの慰めもなく他の競技者とのエールの交換もなく、一人さびしく歯を食い縛りながら装備を解いている姿に私は耐えられない想いをした。勿論順位は8番目であった。15歳で一人外国人の中にいる孤独にたいして、出場できただけでも素晴らしい快挙である彼女にもっと優しい手を差し伸べられなかったのか残念であった。あれが日本の国際化の姿なのだろうか。