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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds— 8.8 プロデュース社の分析

2009年1月21日10:08:21

資金会計原論Theory of Cash by Funds— 8.5 プロデュース社の分析
緑 実質損益資金を調達側から見てもらうために、1月12日のブログに載せたファイルの三つ並んだ2007/06期のグラフの真中のグラフを見ていただくといいわね。
父 実質損益資金の調達側の姿を見るために棚卸資産の下線を右側に延長したグラフが真中のグラフだ。資本金の三分の一ほどが延長線の下にあるね。実質損益資金が赤字のために、資本金の三分の二が無くなり資本金の三分の一ほどがやっと残り真性損益資金となっている。この延長線の本来の姿は損益資金の中ほどにあり、真正損益資金は資本金より大きいのが正常なんだ。プロデュースは払込資本金の三分の二以上がなくなったのだから大変なことだ。
               落人の御霊守るは凍てし蝶  
資金会計原論Theory of Cash by Funds— 8.6 プロデュース社の分析
緑 今日は1月12日のブログに載せたファイルの三つ並んだ2007/06期グラフの右端のグラフを見ていただくといいわね。
父 今度は資本金の下線を固定投資へ延長して下さい。固定投資は本来損益資金、資本金、長期借入金で賄うべきものなのに、プロデュースは資本金の三分の二以上が実質損益資金の赤字補填に使用されてしまったので、資本金の残り、長期借入金、半分以上を短期借入金で賄っています。
 ここで一つの反論がでると思います。それは短期借入金は運転資金の調達だから、当然棚卸資産の購入に当てるべきもので、損益資金の直下に位置すべきだということです、そして実質損益資金の赤字の原因となった棚卸資産は21億円なので、短期借入金22億円と資金的にバランスし固定投資27億円は資本金30億円で十分賄えるので問題はないのではということです。
         一寒灯集合住宅にありわが家かな
資金会計原論Theory of Cash by Funds— 8.8 プロデュース社の分析
緑 この2期の本当の利益は赤字なのに在庫利益で当期利益を捻出した感じがするわね。
父 「6/06期、格付は好転しても、資金状態がREDであるので、一応粉飾の存在を意識して分析を進めることが肝要です。」と先に述べたが、この2期は在庫利益を計上することにより、決算利益を捻出したと言っても言いすぎではないという緑のコメントは正しいと思うよ。兎に角今期は短期借入金により不足する固定投資の資金と必要な現金預金を確保した。短期借入金は返済という負担がある。プロデュースは増えた借入金を返済することができるでしょうか。
                       竹馬や移動する顔塀の上