閑話休題―100年に一度の経済危機を乗り切るために
2009年2月22日10:44:45
閑話休題―100年に一度の経済危機を乗り切るために
オバマ大統領はマイホームを失う危機にある債務者の救済に乗り出しました。GMの救済より先に手を打ったオバマ大統領に敬意を表します。日本では急激な経済環境の変化で中小企業は窮地にあります。何故救済策がタイミングよく出てこないのでしょうか。
制度会計では借入金の返済は負債である借入金の減少で費用にはなりません。中小企業経営者は返済額を支払利息と同様に費用と考えています。受注が減り、とてもこの費用負担に耐えられません。この費用の重圧を軽減できれば生き延びる中小企業は多いはずです。
世界に誇れる技術を持つ大田区や東大阪の企業には、大田区や東大阪に限りません、生き延びていただかなくてはなりません。その対策は:
(1) 短期借入金を長期借入金に転換することです。返済期間が伸び一回の支払額が減少します。
(2) 長期借入金を資本金に転換することです。DES(デッド・エクイティ・スァップ)です。借入金が資本金に転換することで、元利合計の支払負担がなくなります。金融機関が株主になり、企業の自由度が減殺されます。
(3) 国はこのような金融機関の融資先の持株を買取る。企業は自由度をやゝ回復。
(4) 国による持株を企業の業績回復時に自社株として買取る。
必要な法整備により実行可能と思います。
資金会計では借入金は未来の収益の先取りで、収入と見ます。返済は支払利息同様に費用とみます。中小企業経営者の頭脳が画くイメージと同じです。資金会計理論から生まれた上記方策により、中小企業が良いフットワークで危機をの乗り切って欲しいと念願しています。