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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds— 9.11 資金バランスを見直そう

2009年3月23日09:09:53

資金会計原論Theory of Cash by Funds— 9.11 資金バランスを見直そう
緑 固定投資とその資金の調達の問題に入るのね。固定投資は企業の核をなすものだから、どんな資金で調達されたかが企業の将来に関わってくるのね。
父 その通りだ、緑。今度は資本金の下線を固定投資へ延長して下さい。固定投資は本来損益資金、資本金、長期借入金で賄うべきものなのに、プロデュースは固定投資を資本金の三分の二以上が実質損益資金の赤字補填に使用されてしまったので、資本金の残り、長期借入金、そしてその半分以上を短期借入金で賄っています。
  ここで一つの反論がでると思います。それは短期借入金は運転資金の調達だから、当然棚卸資産の購入に当てるべきもので、損益資金の直下に位置すべきだ。ということです、そして実質損益資金の赤字の原因となった棚卸資産は21億円なので、短期借入金22億円と資金的にバランスし固定投資27億円は資本金30億円で十分賄えるので問題はないのではということです。
   確かにその通りです。金融機関に在庫のための運転資金として融資を申し込むのは良しとしても、いまは資金バランスを論じているのです。資金バランス分析に際しては短期借入金を損益資金の直下にもっていかないで下さい。  
          浮かび出す戒名の金文字や彼岸