資金会計原論Theory of Cash by Funds-13.1 実質損益資金よりプロデュース社を見詰める
2009年5月19日10:04:45
資金会計原論Theory of Cash by Funds-13.1 実質損益資金よりプロデュース社を見詰める
父 故・佐藤幸利先生(1947~2003)は“経営とはCashの分捕り合戦に勝つこと”といわれた。いくら良い決算利益がでても、Cash利益が赤字であっては、その赤字を補填する方策が途切れたときに破綻する。そこでプロデュース社の2006年6月と2007年6月に終わる各資金別損益計算書から赤字実質損益資金が穴埋めされる過程を見てみよう。
ジャスダック上場の(株)プロデュースは2008年9月26日民事再生法申請した。
プロデュースは1992年に設立された電子部品製造装置、半導体製造装置等を製作、近年は三次元立体塗布装置の開発・製造に注力、新潟県長岡市に本社を置く企業であった。プロデュースは粉飾容疑で証券取引等監視委員会の強制捜査を受け、同社社員も9月19日まで強制捜査の事実を知らず、1週間後突然倒産してしまった。9月24日には監査法人が契約を打切り、8/06期の有価証券報告書の提出が危ぶまれていた。循環取引の疑惑もあった。
矢車の向き変はりたり潮時か