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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds14.4実質損益資金より京セラを見詰める

2009年7月2日09:14:01

資金会計原論Theory of Cash by Funds14.4実質損益資金より京セラを見詰める

緑 7/03期の損益資金Cash化率は73%です。それまでの儲けの蓄積(損益資金13,659億円)のうち73%Cashとして使えたのです。期末までにCash化できなかったのは売上仕入資金の1,610億円(買掛サイト1,003-売掛サイト2,613)と棚卸資産2,092億円です。京セラの場合損益資金が固定投資の全額とその他流動資金の一部をも賄っています。全く不安が感じられませんね?

父 その安定経営を可能にしたのが48年間京セラ会計学を実践してきた先輩達の努力の結晶です。京セラ会計学の健全性が実証されました。

  資金スコアボード下部のグラフで話を進めましょう。資本金の下線を運用側に延長します。京セラの場合3期とも現預金を横切っています。7/03期を例に話を進めます。資本金の下線延長線から上の現預金の86%、その他流動資金、固定投資を真正損益資金(Owner’s Equity)で賄いました。会社の経営の全部を自己資金で賄い、しかも現預金の86%を残すことができました。実質無借金会社です。現預金の残り14%の406億円(254+152)は借入金です。借入金は即刻返済可能です。これら借入金は金融機関とのお付き合いの借入金と思われます。

                                          盛り上がって落ちくる滝や我が想ひ