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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds17.7 リーマンショックの影響

2009年10月26日09:11:55

資金会計原論Theory of Cash by Funds17.7 リーマンショックの影響

緑 借入金の返済余裕は減価償却費から生まれるの?

父 8/3期のJALの正味コストは減価償却費より大です。ANAの正味コストは減価償却費より小です。ANAは返済余裕度が1.50で1より大で余裕があります。JALの返済余裕度は0.91で1より小で余裕度は低い。リーマンショック後の9/3期の余裕度はJAL1.00ANA1.00です。JALは良くなりましたが、ANAは悪くなりました。その原因はJAL8/3期の増資額が手付かずで9/3期に繰越され実質損益資金の減少額(Cash損失)を穴埋めし残りを長期借入金返済に充てたため正味コストが下がったためです。ANAの悪化の原因はショックで開いた実質損益資金の減少額(Cash損失)を長短の借入金で急場を凌いだために正味コストが上昇したためです。減価償却費が非常に少ない業態は例外ですが、返済余裕度は1より大きいことが良いのです。

  JALの実質損益資金減少額1,032億円(Cash損失)は借入負担余力1,029と近似、

ANAの実質損益資金減少額1,87億円(Cash損失)は借入負担余力1,777億円と近似です。興味深い近似です。

                                          晩秋の銀座彩る女達