2009年11月2日09:22:42
資金会計原論Theory of Cash by Funds17.11 リーマンショックの影響
緑 ここいらでJALとANAのリーマンショックを資金会計視点で纏めて下さい、パパ。
父 先ずJALの格付はリーマンショックで-1から-2に下がりました。ANAは+5から+2に下がりました。JALは±0を挟んでANAより4ポイント下です。「現預金>損益資金」と言う資金状態の警戒信号が点灯しています。そしてその状態が3期続いています。それは収益性が悪いので、次期に資金不足から多額の予定支出が控えていると見るべきだと思います。JALの真正損益資金(オーナーズエクイティ)はANAより若干良いですが、それは増資のためで、増資資金を長期借入金で調達したと仮定すると、真正損益資金はANAの72%しかないことになります。JALの修正安定資金は赤字で超短期資金でバランスをとり、多額の現預金を残しています。「その他」の中身を分析する必要があります。最後に2社の現預金と損益資金を対比します。
|
JAL 単位:億円 |
7/3 |
8/3 |
9/3 |
|
損益資金 |
1,790 |
1,920 |
833 |
|
現預金 |
1,991 |
3,550 |
1,637 |
|
ANA 単位:億円 |
7/3 |
8/3 |
9/3 |
|
損益資金 |
1,686 |
2,998 |
1,216 |
|
現預金 |
1,728 |
516 |
596 |
|この記事のURL│