2009年11月23日09:13:33
緑 動態論の貸借対照表は2期の損益計算書を繫ぐ環であると同時に利潤とCashとのタイムラグによる差異調整表ということができるのかしら?
父 そう。11月20日に、この調整表に意味があるのは、会社帳簿残=銀行帳簿残高 という暗黙の前提があるからです。と述べましたが、一航海の終り(企業の生涯の終り)には 生涯の利潤=Cash となり、本来利潤とCashとは等しくなるもので、差異が生ずるのは期間計算をするタイムラグのせいです。タイムラグの集計表である貸借対照表は極めて短期のものから極めて長期のものまであるキャッシュフロー計算書と言えなくもない。ここで橋本祐次先生がよくいわれた、“総ての勘定の墓場はCashである”という言葉を思い出す。ここに第3の財務諸表であるキャッシュフロー計算書が登場する土壌がある。即ち、貸借対照表では見えないCashの流れを一期の 当期利益≠Cashの増減額 を調整するキャッシュフロー計算書の登場である。動態論の貸借対照表は2期の損益計算書を繫ぐ環であり継続事業を前提としたものです。そして第3の財務諸表、キャッシュフロー計算書、は一期のタイムラグの調整表です。
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