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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.4 GE社の分析

2010年4月28日12:27:18

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.4 GE社の分析
緑 デュポン等式の2001年と2009年の指標を較べると両年の経済環境の違いがはっきりとでているわね?GE分析5.doc(ファイルサイズ:52KB)をお開きください。
父 その通りだ。ただGEの指標の極端な差異は平均総資産、平均総資本という分母の大きさが指標の足を引っ張っていることです。経営の目標は指標を良くすることではないのですが、合理的な経営をしていれば必然的に指標は良くなります。2009年のGEはイメルト氏が金融方向に向いていたGEの顔を技術を基本とした本来のGEの姿に立ち帰らすために積極的に固定投資を続け、GEキャピタルの整理が進まないうちに外部環境が悪くなってしまったのが指標悪化の原因です。この危機を救ったのがリーマンショックの年の$150億の増資です。内$30億を永続的競争優位性を持つ企業に投資することで財をなしたW.バフェット氏の投資会社が引き受けました。これはGEの株が長期的投資に耐えることを保証したようなものとして受け取られました。しかしこの増資による分母の増加はROEの悪化として表れました。処分すべき固定投資の整理が進むことを望みます。稲盛イズムの活用です。デュポン等式指標の内、財務レバレッジが2001年、2009年共に1.47と2以下であることです。財務レバレッジは負債比率や自己資本比率をレバレッジ(梃子)の視点から診たもので、いくらROEを大きくできるからといって、2以上にしてはいけません。
                        葉桜やわれにもありし栄華の日