
資金会計原論Theory of Cash by Funds 32 循環取引
緑 循環取引は相手のある粉飾で発見しにくいと言われていますが、Cashmirror視点
でみるとどうなるのですか?パパ。 添付
プロデュース スコア.xls(ファイルサイズ:77KB)ファイルをお開け下さい。
父 1月14日のブログで 「Cash>損益資金」 の例としてプロデュースを取上げましたが、それは私の記憶違いが起こした誤りであったので、プロデュースはないこととしてお読み下さい。慎んで準備不足をお詫びします。Cashmirrorはいままでも話題企業の分析を通して循環取引で問題を起こした企業のことも取上げてきました。今話題になっているオリンパスの問題も循環取引の一環として取上げることができるのではないかと思っています。オリンパスは一千数百億円の財テク損失を飛ばしにより糊塗しようとしました。それから飛ばされた損失を消す度にいろんなキャッチボールが行われました。これらの取引は見方を変えれば循環取引といえるでしょう。オリンパスはさて置き、3期の資金別貸借対照表だけを眺めて下さい。2005/6期から2007/6期にかけてグラフは階段状に大きくなっています。これが循環取引による粉飾の型です。ここで問題となるのは、SMSのように急成長した会社に同じ型が現れることです。プロデュースの場合は粉飾により売上高、当期利益共に順調に伸びていますが、粉飾をしてもしなくても変わらない増減資の影響を排除した正味損益資金額は大変惨めな額です。それに反してSMS(添付SMSシートをご覧下さい)は損益資金の成長同様に増資の影響を排除した、正味損益資金も成長しています。このようなことがあるので、資金状態との複眼で判断してください。
水餅を彩る青菜老いの役