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奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 21.9 財務目標の設定

2010年4月2日15:50:27

資金会計原論Theory of Cash by Funds  21.9 財務目標の設定
緑 資金会計で最近の3期の財務分析から、その企業の優劣のポイントがクローズアップされ、次期の財務目標の設定に入るわけですが、損益分岐点を下げたいのか、目標利益を上げるために必要な売上高をいくらにしたいのか、新店舗を開設したいのか、増員したいのか、設備の更新をしたいのか、等々具体的な目標に対する意思決定をどのようにするかの道標が求められるのではないかしら?
父 企業永続のキーはCashが増えていくことです。そのためにはマーケティング戦略がしっかりしていることが大切です。資金会計の財務分析により、Cash増殖のポイントが見えたら、マーケティング戦略にCash増殖メカニズムを組み込み目標ニュー資金別貸借対照表を作り目標に向かって各人が一丸となって進んでいくだけです。
  財務目標の設定には多くの意思決定が求められます。
                     足跡を侵す春潮ありにけり

資金会計原論Theory of Cash by Funds 21.10 財務目標の設定

2010年4月3日15:01:51

資金会計原論Theory of Cash by Funds  21.10 財務目標の設定
緑 ランチェスター戦略によりマーケティングの方向がきまったら、設備を更新するのか、その原資は増資によるのか、借入金によるのか、投資の回収期間をどうするか等々の意志決定が求められます。その対策として、パパは「天明茂の管理会計実践塾」を勧めているじゃない? おすすめ情報
父 そう。その本は
第1章 損益分岐点を下げよう。
第2章 利益計画で脱成り行き経営。
第3章 プロダクトミックスで利益最大化を目指そう。
第4章 間違いのない設備投資の判断をしよう。
第5章 キャッシュフローと運転資本の管理をしよう。
第6章 戦略的意思決定で勝ち組になろう。
第7章 EVAを活用し企業価値を高めよう。
の7章から成り、各章に5ケースが設けられています。各ケースは出題と回答の形式をとっているので、受験をしているような気持ちで各問題に取り組むのも楽しい。
                       目が合へば子猫は首を傾しげけり

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22 GE社の分析

2010年4月22日11:01:06

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22 GE社の分析
緑 GE社にもリーマンショックの影響はあったみたいね。
父 でも幸運なことにその年は$150億の増資をし、その内$30億は投資の成功者として名高い、W.バッフェット氏が負担するというおまけまでついた。GE本体は回復基調に乗ったようだが、GEC(GEキャピタル)の整理が遅れ足を引っ張っているようだ。
添付ファイルをご覧下さい。GE分析1.doc(ファイルサイズ:33KB)
                                 花に雪つもりし春も移りゆく

閑話休題 エコに関して思ったこと

2010年4月23日10:56:02

閑話休題 エコに関して思ったこと
同じ題で2ヶ月前の2月6日に文を載せましたが、昨夜の東京12chの「ルビコンの決断」を見て再度手直しをして掲載します。
    「利益が見える戦略MQ会計 西順一郎編著 かんき出版」を読みました。損益分岐点が四つあります。売上、変動費、数量、固定費の四つです。画期的なことです。そこで思いました。LEDランプは長寿命で消費電力も極めて少ないエコ時代の製品ですが、残念ながら、1個約4千円と高いので、買うのを躊躇してしまいます。1個千円で売れたら大変なエコ効果がでる筈です。LEDランプは東芝、シャープなどから製品が出ているようです。そこで本を片手に、販売価格1,000円実現のシュミレイションをしてみました。ここでの原価計算はダイレクトコスティングです。
売価4,000円、変動費2,400円、数量1個、固定費200円、利益1,400円と仮定しました。売価4,000円を1,000円に下げるために。変動費が950円まで下がると仮定して売価4.000円のランプ1個販売したと同じ利益1,400円を得るために何個を売るべきか試算しました。計算結果は32個でした。添付ファイル LEDランプ売価千円試算(ファイルサイズ:17KB)をご参照下さい。変動費を下げ、今までの32倍の数量を売らなければなりません。これは仮定の試算なので、各社の実体に即した数字で試算してみて下さい。
壁掛けTVは発売当初100万円もしていたのが、いまでは40型以下は10万円を割っています。その間何年かかかりました。需要が伸びて段々と値が下がるのを待っていてはエコには間に合いません。1個1,000円で売れる量産態勢を先ず作ることが近道です。官民あげての努力を期待します。 

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.1 GE社の分析

2010年4月25日14:18:54

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.1 GE社の分析
緑 ⊿実質損益資金(Cash利益)がプラスとマイナスでは雲泥に差があるのね。
父 そう。2008年の増資がなかったら、2009年の固定投資は縮小せざるをえなかったと思います。添付ファイルをご覧下さい。GE分析2.doc(ファイルサイズ:29.5KB):33KB)
                                 行春やショパン生誕二百年 

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.2 GE社の分析

2010年4月26日16:28:41

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.2 GE社の分析
緑 配当金の当期利益に対する割合は、2003年と2009年の異常な年を除いて、ウエルチ晩年42%46%、それに対してイメルト初期は50%57%です。添付ファイルGE分析3(ファイルサイズ:31.5KB)をご覧下さい。
父 面白いところに目をつけたね、緑。⊿実質損益資金(Cash利益)の当期利益に対する割合はウエルチ晩年66%~76%、イメルト初期41%59%です。ウエルチ晩年がイメルト初期より大きい、このことは比率のみならずCash利益の実額においてもウエルチ晩年が大きい。このことからウエルチ晩年の株主は配当よりも内部留保を厚くし将来のより大きなCash利益を期待していたと考えられます。イメルト氏はCEOとなった直後9.11が発生し、サブプライム問題、リーマンショックと不運が続きましが、イメルト氏のなした巨額の固定投資が花開く時が楽しみです。 
                          
花の下にて死なざりしわが春ぞゆく

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.3 GE社の分析

2010年4月27日11:11:20

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.3 GE社の分析
緑 正味損益資金の意味を説明して下さい、パパ?添付ファイルGE分析4.doc(ファイルサイズ:29.5KB)をお開きください。
父 正味損益資金は
損益資金+売上仕入資金+棚卸資産+資本金等+固定投資=正味損益資金
で未だ借入金がカウントされない、オーナーズエクイティ(OE)の姿を示しています。正味損益資金が黒字なら、OEだけで固定投資までを賄うことができたことを意味し、赤字ならば、赤字額以上の借入金がなければ収支が合わないことになります。正味損益資金がゼロであれば、無借金経営かどうか分かれ道ということになります。上の等式から資本金等を差し引き⊿正味損益資金を算出し黒字なら純粋に資金が成長したことを意味します。しかし返済源資をみる場合には、増資で増えた資金も返済源資になるので、単純に⊿正味損益資金を返済源資とみます。従って⊿正味損益資金が赤字の場合は返済源資はありません。何年かに一度は、現固定投資を維持するための支出とは別に将来も継続して利益を確保できるように大々的な固定投資をします。その結果⊿正味損益資金は赤字になることがあります。このような赤字は積極姿勢の現われでむしろ歓迎すべきことです。大々的固定投資をしないで済む企業は、百年も続く老舗のような場合を例外として、あまり歓迎すべきことではないと思います。
                            春行かずホカロン買いにスーパーへ


資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.4 GE社の分析

2010年4月28日12:27:18

資金会計原論Theory of Cash by Funds 22.4 GE社の分析
緑 デュポン等式の2001年と2009年の指標を較べると両年の経済環境の違いがはっきりとでているわね?GE分析5.doc(ファイルサイズ:52KB)をお開きください。
父 その通りだ。ただGEの指標の極端な差異は平均総資産、平均総資本という分母の大きさが指標の足を引っ張っていることです。経営の目標は指標を良くすることではないのですが、合理的な経営をしていれば必然的に指標は良くなります。2009年のGEはイメルト氏が金融方向に向いていたGEの顔を技術を基本とした本来のGEの姿に立ち帰らすために積極的に固定投資を続け、GEキャピタルの整理が進まないうちに外部環境が悪くなってしまったのが指標悪化の原因です。この危機を救ったのがリーマンショックの年の$150億の増資です。内$30億を永続的競争優位性を持つ企業に投資することで財をなしたW.バフェット氏の投資会社が引き受けました。これはGEの株が長期的投資に耐えることを保証したようなものとして受け取られました。しかしこの増資による分母の増加はROEの悪化として表れました。処分すべき固定投資の整理が進むことを望みます。稲盛イズムの活用です。デュポン等式指標の内、財務レバレッジが2001年、2009年共に1.47と2以下であることです。財務レバレッジは負債比率や自己資本比率をレバレッジ(梃子)の視点から診たもので、いくらROEを大きくできるからといって、2以上にしてはいけません。
                        葉桜やわれにもありし栄華の日