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プロフィール

奥井 英作

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資金会計原論Theory of Cash by Funds 31。2  資金バランス

2011年10月6日14:17:06

資金会計原論Theory of Cash by Funds 312  資金バランス
緑 近頃「ホールディングス」という名称がつく会社が増えてきたけど、Cashmirrorの分析にさいして、注意すべき点はあるの、パパ?
父 ホールディングス(持株会社)には色々な定義がありますが、一応ビール3社を例に話を進めたいと思います。2005年から2007年までのビール会社の3期分の分析が手許にあったので、それを使いたいとおもいます。キリンは20077月にホールディングスになりましたので2007(ホールディング)とそれ以前(ビール会社)の対比ができます。アサヒは20117月にホールディングスになったので、2007年までのデータはアサヒビール時代のものです。サッポロビールは2003年にホールディングスになったので、2007年までの3期はすべて、ホールディングとしてのものです。
  結論を述べると、発表された有価証券報告書の連結財務諸表は連結基準によるため、ホールディングの名称にこだわる必要はないようです。ホールディングに名称を変更したのはグループのマネジメントのためでしょう。3社の連結、単独の資金バランスグラフをご覧下さい、資金バランススタディ.xls(ファイルサイズ:384.5KB)
   一番大きな資金は固定投資です。固定投資がいかに大きな利益(損益資金)を産むかということが至上命題です。
3社の2007年の 損益資金/固定投資(%) を出してみます。
 

キリン

アサヒ

サッポロ

連結

47.4

16.6

2.7

単独

49.0

18.3

11.3

  キリンの強さはシェアーとブランド力ですがアサヒはスパードライ以来アサヒがブランド力をつけて、キリンを追い上げています。

  シェアーは消費地の近くに工場があるかいなかにかかっています。3社の工場は

キリン 全国展開: 千歳、仙台、取手、横浜、名古屋、滋賀、神戸、岡山、福岡、

アサヒ 西に強い: 神奈川、茨城、吹田、博多、四国

サッポロ 東に強い:北海道、仙台、千葉、静岡、九州日田

  「資金バランスグラフ」と「損益資金/固定投資(%)」とから解かることは、工場が全国に展開しているキリンが強く、「損益資金/固定投資(%)」は連結より単独の方が高い。サッポロを除き連結と単独との差が少ないことは、子会社の収益性が親会社と殆ど変わらずに強いことを示しています、換言すれば良い子会社を持っていることです。

   3社とも2007年は損益資金が出金側に出ています、ビール会社にとっては苦しい年でした。キリンは実質損益資金に余裕がありましたが、サッポロは売上仕入資金と棚卸の合計額より損益資金が少なく苦しい連結決算でした。そのことは借入金の右側(調達側)の半分以上を借入金が占めているサッポロにとっては特に厳しい年でした。財務レバレッジは2以下を保ちたいものです。

        爽やかや快通の日の食卓の


資金会計原論Theory of Cash by Funds 32  原点回帰

2011年10月20日15:38:29

資金会計原論Theory of Cash by Funds 32  原点回帰
緑 ここいらで原点に立ち帰ってみたいと思います。

父 了解。添付ファイルをお開け下さい。Cashmirrorの入口.xls(ファイルサイズ:17KB)

                                      爽やかやみすゞの魚の襖の間 

資金会計原論Theory of Cash by Funds 32.1  原点回帰

2011年10月22日15:04:40

資金会計原論Theory of Cash by Funds 32.1  原点回帰
緑 添付ファイルの資金バランス・グラフを開いて下さい。良いバランスの京セラ、悪いバランスのプロデュースが載せてあります。味わって下さい。
        Cashmirrorの入口.xls(ファイルサイズ:64KB)
                          出番なきゴルフクラブに聴く爽籟

資金会計原論Theory of Cash by Funds 32.2  原点回帰

2011年10月24日14:24:01

資金会計原論Theory of Cash by Funds 32.2  原点回帰
緑 前回の添付ファイルの「現金出納帳シート」の図「現金出納帳」から解かることは、資本金、長短借入金でCashを調達しても企業は常に当座必要なCashを手許においておかなくてはなりません。換言すれば運用として使えるCashは“調達額マイナスCash”です。そんななか何もしなくても、金利は支払わなければなりません。これが企業の厳しい現実です。こんな環境で事業活動をし、家賃、給料等を支払ってしかも必要最低限のCashを残さなければならないのですから大変です。コスト以上のCashを稼ぎ出す力は、資産勘定として評価されていません。数字として認識されないけれども、活発で有効な、ワクワク、イキイキ、ニコニコの三勘定の存在に気付くことが大切です。
  このことについては 講談社発行 「わくわく会社革命」 三富正博著 お読みくださることを勧めます。私は実質損益資金がゼロ以下の会社は、これら見えない三勘定が機能していない企業だと思います。何故かと言うと、営業活動がCashを産んでいないからです。
            決算を終へまた決算の九月尽