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プロフィール

奥井 英作

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会計の視点で東北復興を考えると

2011年12月6日10:02:16

閑話休題―会計の視点を通して東北復興を考えると、
中小企業者が再建の足枷となっている旧債をなくすことです。そのためにはDDS(デッド・デッド・スワップ)が考えられます。旧債が新ファンドの債務になれば、中小企業者はそれぞれの復興計画実現のための新たな資金調達が可能になります。
DDSのための資金は民間の資金を活用します。小金持はすこしでも利回りの良い安全な投資先を血眼になって探しています。そんな民間資金でファンドを作り、その資金で旧債を金融機関に返します。市場金利+α% を政府が出資者に保証します。
政府は莫大な財政支出をしないですみます。利子からは所得税が入ります。金融機関は旧債の回収ができ、新たな貸付ができます。中小企業者は新規の借入が可能になります。
ファンドに資金を供給した小金持は安全な投資先からより高い金利を得ることができると同時に東北復興に参加できる喜びがあります。八方ウイン・ウインです。
 ここで問題となるのが小金持優遇に対する反発がありえることです。大人の視点に立ちたいものです。お金を持っている人がお金を使い、所得に応じた税金を払うことで、経済は好循環します。
  消費税増税案がおこっていますが、消費税の増税は庶民にとっては物価の上昇と同じで、この不況時に物価が上昇すれば、苦しむのは庶民です。先ず経済を活性化することです。
             火事に映ゆおもわにありし昔かな

資金会計原論Theory of Cash by Funds 33  井上工業

2011年12月9日16:35:41

資金会計原論Theory of Cash by Funds 33  井上工業
緑 東証2部上場の井上工業が破綻したわね。井上工業は故田中角栄総理が若い頃、住み込みで働いていた会社と聞いています。高崎観音を作った会社で話題となりました。井上工業 データハイライト.xls(ファイルサイズ:50.5KB)
父 EDINETでは2006年3月期以前の有証データが得られないので、推測を含めた分析になるのは仕方ありません。
  2006/3期の監査法人は中央青山で、2007/3期はみすず監査法人に替わっています、そして更に2008/3期は優成監査法人に替わっています。毎期担当監査法人が替わるようでは、取引銀行も付き合いきれません。添付データ・ハイライトの借入金合計をごらん下さい。銀行は貸しはがしに出たようです。その間の資金繰りは豊富なCashを食い潰すことによって賄われました。それに追い討ちをかけたのが資本の欠け込みです。添付資金スコアボ-ドの2006/3期の資金バランスグラフをご覧ください。損益資金が運用側にあり、売上仕入資金と棚卸資産の3者合計が資本金を食い潰しているのが解かります。棚卸資産の下線を調達側に延長するとその線から上の資本金が欠け込んでいるのが解かります。2007/3期と2008/3期には損益資金は調達側にありますが、棚卸資産の下線の延長線上の損益資金(内部留保)と資本金が欠け込んでいます。その上Cashの凋落も著しいことが解かります。資金調達が八方塞りの状態で考えた資金調達手段は増資をすることでした。第三者割り当てに選ばれたのが金融ブローカーでした。金融ブローカーは18億円の増資引き受けに対して井上工業に15億円の振込を要求し18億円を井上工業に振込みました。正味3億円が実質増資額でした。2008/10/16に破産手続開始が決定されたので、2008/3以降の勘定の動きは掴めません。
  破綻が近い会社に現れる型に 「Cash>損益資金」 があります。井上工業は3期前からこの型がでています。2008/3期は「Cash<損益資金」ですが、それは当期利益814百万円が計上されたからです。しかしその利益の中身は854百万円が棚卸資産増加によるもので、資金的には全く貢献しない利益です。本当の業績は-40百万円の赤字です。損益資金から在庫利益を差引くと2008/3期も「Cash>損益資金」型です。この型を示した後に破綻した企業又は破綻してもおかしくない企業を例示すると大王製紙、オリンパス、富士バイオテック、アソシエントテクノロジー、サンビシ、カネボウ、等々です。この型が現れた期か次の期に大きな動きがあります。
  井上工業の資金スコアボードとデータ・ハイライトをご覧下さい。2006/3期に-4,465百万の大赤字を出しましたが、その主な原因は3,903百万円の減損損失でした。
これは推測ですが、2001/3期より時価会計を導入すべきなのに2006/3期にやっと実施できたのでしょう。
  2007/3に終わる資金別損益計算書グラフをご覧下さい。出金側に大きな資本金、入金側にほぼ同額の損益資金が計上されています。これは資本剰余金で繰越欠損金を補填したものです。2008/3期はすでに述べたごとく、実質的には「Cash>損益資金」型で次期の半ばに井上工業は破産しました。
  「Cash>損益資金」の判断にも例外があります。例えば超CashリッチなSMSとゆう
医療機関向けの人材派遣会社は「Cash>損益資金」ですが「実質損益資金(Cash利益)>当期利益」の羨ましい会社です。
           遠火事のたまさか弾く火の粉かな

閑話休題―夢のある税制を

2011年12月18日11:16:26

閑話休題―夢のある税制を
1214日の弁護士鳥飼重和先生のメルマガからの抜粋です。
“デンマークでは10月から「脂肪税」を導入したそうです。
       中略
ハンガリーも塩分や糖分の高い食品に課税を開始しています。 
        中略
イギリスでも、この種の課税の導入を検討しているようです。
       中略
世界的に生活習慣病を防止する課税がトレンドとなりそうです。“
       引用終り
これを読みメタボの人がスリムになり筋肉質の国の姿を画くことができ、楽しくなりました。物価上昇をもたらす(或いは消費税分を損として、値上げをせず、所得税や法人税の税収を減らす)消費税率引き上げと違い、建設的なイメージが画け、そしてユーモアも感じられる税制を我国も導入すべきだと思いました。
              水餅や先人の知恵いただきます